ウィペット(わんちゃん)と爬虫類飼育の基本

爬虫類飼育の基本

「爬虫類」と聞くと、結構な数の人が嫌がるのではないでしょうか。
とかげ、蛇、好きな人にはたまらない可愛さは、苦手な人にはとてもわからないでしょう。
そんな彼らを飼育する時に必用最低限なものがケースです。ケースの中に水の容器をいれておけば、だいたいの種類は飼育できます。
ケースには勿論空気穴をあけてください。彼らも水を飲み、酸素をすって生きているのです。

さて、エサは種類によりかわってきます。
昆虫がエサになるものから、ネズミを食べるもの、そしてヒヨコまでたべてしまうものもいるのです。
いくら飼っているベットとはいえ、生きているものをエサとして与えるのは少し抵抗がありますね。
これらの餌は、ペットショップにおいてあったり、最近ではネットでも入手することができます。

犬ネコと同じように、排泄もします。元々は自然界にいたものですが、綺麗にしてあげましょう。
種類によっては寒さに弱いものもいるので、冬などはヒーターなどが必要な場合もあります。

毎月の健康診断、トリミング代、これらはかかってきませんが、種類によってはエサ代がビックリするほどします。そうはいっても犬ネコの生涯かかる費用は平均100万円らしいです。それに比べれば安いものです。
今ひそかな爬虫類ブーム。飼ってみれば意外にかわいいかもしれません。あなたも一匹いかがですか?

爬虫類の病気

爬虫類の病気は他の動物に比べて治りにくいと言われています。治療費が高額になることも多いので、事前に病にかからないための対処法をご紹介します。まず、爬虫類の主食である、コオロギなどの噛む昆虫を夜入れっぱなしにしないことです。必ず食べ残しは片付けましょう。できる範囲で温浴をさせ常に体を綺麗に保ってあげましょう。あと彼らは太陽熱を得て、それを自らのエネルギーにかえることができるため、日光浴は欠かせません。常に日光浴など体内の空気調整ができる環境作りをしてあげてください。また飼育されているものは肥満気味なものがとても見受けられますので、エサを無理に食べさせないことです。彼らにとって、温度や湿度管理はとても重要ですので、徹底的に管理しましょう。彼らは変温動物ですので、体温が下がりすぎてしますと自動的に冬眠モードに陥ってしまいます。冬などは特にヒーターなどを設置し、まめな温度管理が必要です。また排泄物の処理などを怠ってしますと、寄生虫が増えてしまいます。衛星管理もきちんとしましょう。これらのポイントを心がけ、予防をしましょう。彼らは飼育環境の問題に起因する病気が多いように思えます。ペットブームで彼らを飼うことに人気が高まっていますが、初心者の方は出来るだけ飼育情報が多くわかっているものを選ぶようにしてください。

爬虫類飼育に必要な道具

爬虫類を飼うのに必要なものはまずケージです。使うケージの種類はプラスチックでできた簡易的なものから、しっかりとしたフレームのものまであり、各種類の大きさに合わせて、ケージも様々なサイズがありますが、脱走を防止するため、どんなケージを使うにしても、通気性のよい蓋も必要になってきます。彼らは哺乳類とは違い、自分自身で体温調節ができません。ですから、同じようにケージ内で飼育するハムスターなどの小型哺乳類とは違い、熱やUVを提供してくれる道具が必要です。そして多くの爬虫類は気温の一定した熱い地方に住んでいるので、彼らにとって急激な気温の変化や寒さは大敵です。そこで必要になってくるのが保温球やヒーターです。保温球はケージの上部から部分的に熱を供給し、ケージの下にヒーターを敷くことでケージ全体を暖める効果があります。さらに、彼らにとって必要な温度や湿度を保つために役に立つのが温度計やサーモです。これらの器具があることで、彼らにとっての温度や湿度を一定に保つのが容易になります。自然界において、太陽は熱だけではなく紫外線も同時に供給します。彼らは骨格形成に必要な成分を紫外線から得ていますし、紫外線の成分に刺激されて脱皮をしています。ですから、頻繁に日光用句ができない飼育下において、UV球は必需品です。蛇や亀、トカゲもヤモリも地面を這って動きます。そんな彼らにとって、床がガラスやプラスチックでは移動するのにも一苦労です。そこで床材が必要になります。床材は彼らの移動を助けるだけでなく、保温効果や排泄物の吸着などの役割も果たしてくれます。体温調節が自分でできない彼らですが、熱や紫外線の量は自分で調節します。熱や紫外線が多ければ、彼らは木陰や岩陰に隠れて調節します。ですから、彼らが隠れられるシェルターを置いて、より自然に近い形で飼うことを心がけましょう。

爬虫類飼育の魅力

爬虫類飼育することにより、平凡な日常生活にも新鮮で衝撃的な驚きを与えることができます。具体的には、日々の話題には事欠かない事です。彼らの存在は、聞く人が誰でも興味を持てるほどに非日常的です。大型になる種類、または有毒な種族との人類の共存は困難を極め、一瞬たりとも気を抜く事は出来ません。危険でありながらも繊細で手間の掛かる彼らを飼育する事は、愛情以上の緻密さと禁欲的な日常生活を続けていく覚悟が必要になります。例えば、彼らを迎え入れるための環境整備には、少なくない初期投資が必要です。また、彼らを理解していくことで共存生活も長きに渡ります。爬虫類の個体は比較的寿命が長く、その間の食事や光熱費といったランニングコストも掛かってきます。幼体の頃は、手のひらに乗るほどの大きさでも、抱えることができないくらいの大きさに成長するものもあります。しかしながら、生活費と世話に掛かる時間を必要としても、彼らの生長を見守っていくことへの喜びを言葉で表現する事は難しいでしょう。彼らと生活を共にする魅力を一言で表す言葉など見当たりませんし、生活に活力を与えてくれるパートナーとして彼らの存在には大きな価値があります。